儒烏風亭らでんがご案内!ピクセルミュージアム

ジャンルパズル
開発元Jupiter Corporation
プレイプラットフォームSteam
プレイ時間34.6時間
こんなゲームパズルを解いて、様々な文化に触れよう

ピクロス Sを解ききって、しばらく後。ほどよく頭を使うパズルをまたやりたいなーと思っていたところに、ピクロスに関するJupiterのインタビュー記事を見て、このゲームを知った。ただ単にパズルを解くだけじゃなくて、芸術にも触れられるのは良いなと思い購入。申し訳ないことに、あまりVTuber周りに明るくないので、フィーチャーされている方はこのゲームと同時に知りました。

というわけで、ミュージアムをテーマにピクロス(任天堂製品でないので、「ピクセルパズル」という表現になっている)の問題をいっぱい詰めたのがこの作品。「展示品」という形で出題されるパズルを解くと、そのパズルで描かれていたものの解説を、美術館の解説板のような表現と、儒烏風亭らでんさんのフルボイスによる紹介とで2種類楽しむことができる。日本絵画や西洋絵画だけでなく、工芸品などのより生活に近い文化的なものまでがテーマとして挙げられていて、テーマごとに10題問題が出題される。そのほか、「展示品」とは別に儒烏風亭らでんさんのエピソードに関わる問題が、トワプリピクロスのミクロスのように、大きな一枚絵を小さなピクロスの問題にして少しずつ解く形式で出される(ミクロスとの違いとして、問題になっていない、最初から分かっている部分が含まれている)。

ピクロスの解き心地としては、安定のJupiter製なのもあって、特に問題なく解くことができた。確定位置の塗りや確定で塗らない位置の×印、推論のためのマーク付けはもちろん、巻き戻し機能も付いていて、かなり快適にプレイ出来た。ヒント機能として、いまの盤面で塗れる場所が存在している数字に色が付いたり、塗ってはいけない場所を塗った場合に知らせる機能だったり、塗りや×印が間違っているかを確認する機能があって、慣れていない人でもヒントにしたがって考えれば、広い盤面でも解ききることができるだろう。なにより、ヒントを使ってもペナルティが存在しない(ノーヒントでクリアしたかどうかが分からない)ようになっているのは、ピクロスに慣れていない人には嬉しい対応じゃないだろうか。もちろん、これらの機能を使わないように設定することも出来る。

ただ気になったのが、問題の出題順だ。テーマごとに問題がまとめられているのだが、その中の出題順が難易度順になっていない。またテーマごとの平均難易度はまちまちだが、これもやはり難易度順にテーマが並んでいるわけではない。もちろんミュージアムであることを考えれば、紹介する順番というのが大事になるのは当然ではあるし、一部問題を除いて基本的には好きな順番で解くこともできる。とはいえ、数十分掛けて解いた問題の次が5分とかで解けることもあって、どれくらい時間が掛かるか読みづらいところはあった。

流石に最初の10問だけは決まっていて、それは簡単な問題が揃っている。ルールになれる段階で急に難問が出てきたりはしないので、安心して欲しい。…まあ順繰りに解いてると、14問目が40×30とかいう巨大面が出てくるので、面食らいそうだ。解く前に難易度表示は見れるので、ピクロス初心者は、難しそうな問題はスキップした方が良いかもしれない。ミスチェックなどのヒント機能を駆使すれば解くことはできるだろうが、ミスをしないように考えてプレイ出来た方が、パズルとしてはやはり楽しいだろう。

楽しいといえば、パズルを解いている時に儒烏風亭らでんさんが合いの手を入れてくれるのもなかなか楽しかった。基本的には良い感じのことしか言わないのでストレスフリーだし、やっぱり入力に対するリアクションがあった方が気持ちいい。話しかけられると集中が切れるタイプなら、もちろん設定で消すことも出来る(「らでん館長の表示設定」をOFFにする)。

難しめの問題の方が多めに思えるところはあって、ピクロスをこれから始めたいというだけの人なら別のピクロスシリーズをプレイした方が、順を追ってプレイ出来て上達しやすいかもしれない。けれど、儒烏風亭らでんさんのファンなら、好きな人の好きなものを、その好きな人からプレゼンしてもらえる(プレゼンと言うには少し短いかもしれないけど)という素敵な作品になっている。きっと楽しめることだろう。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

TOP