| ジャンル | アクション |
| 開発元 | Sørb |
| プレイプラットフォーム | Steam |
| プレイ時間 | 9.5時間 |
| こんなゲーム | 能力を使い分けて進んでいこう |
Super Cable Boyは、横スクロールアクションだ。イメージ的にはCelesteの3面(ホテル)に、ギミックや能力を足したような感じが近いかもしれない。穴があったり触れると死ぬ黒いモヤモヤがあったりする中で、ゴールを目指していく面クリア型のゲームで、Celesteとの大きな違いは、主人公には最大で4つの能力があって、それを使い分けて進んでいくということだ。
主人公の見た目はゲームボーイみたいな感じで、能力も刺さっているゲームカセットを切り替えるようにして切り替えていく。能力の切替自体はいつでも出来るうえ、ゲームを一時停止してゆっくり選ぶことも出来るから、落ち着いて選ぶことも出来る(シームレスに切り替えることも出来る)。収集物を気にしないのであれば、能力を限定されるステージは多くないので、得意な能力でごり押すみたいなことも出来るかもしれない。
そんな能力は、1. ケーブルを壁やソケットに挿して、ワイヤーアクションのように勢いをつけたりして跳ぶ、2. 2段ジャンプ+空中ダッシュができる、3. 背景の色を変えて、変更後と同色のブロックをないものとしてすり抜けられるようにする、4. 中距離ダッシュができる(一部の壁を貫通したり曲がったり出来る)、の4つだ。
2と4は空中では1回ずつしか行えず(2だけは回数回復のアイテムはある)、能力を切り替えても使用状況は保存されるので、壁や床に触れて回復する必要がある。空中で能力を切り替えて進んでいると、時々使用済みなことを忘れて能力が使えずに死んだりもした。
そんなゲームだが、難易度は…高い。ただ、個人的にはCelesteの方が難しいとは思った。収集物として(なぜか)おにぎりが置いてあるが、わざわざ取りに行かなければ、結構楽にクリア出来るステージも少なくない。例によって死んでもすぐ復活出来るので、「次はコッチを試してみよう」というトライアルアンドエラーもすぐに試せる。ただし、ステージ内にチェックポイントはない。各ステージ自体それほど長くないので、「またあの難しい所を抜ける必要があるのか…」となることはあっても、そこまで面倒には感じないだろう。ちなみに、少なくとも1024回以上は死んでいるらしい。
上でも書いたが、チャレンジ要素としておにぎりを収集することも出来る。Celesteでいうところのいちごみたいなものだと思うが、こちらは収集後ゴールまで進む必要がある。一部のおにぎりは特定の能力にしていないと収集出来ない(触れた後に能力を切り替えると、その場に残してしまう)ので、別ルートを余儀なくされたり、もっと進みやすい能力があるのに我慢しないといけなくなったりする。
また一部のステージには別ゴールが用意されていて、そこに到達することで、違うステージが開放されたりする。エンディングを見るためだけなら目指す必要はほぼないが、少なくともおにぎり収集よりは簡単めになっていると思うので、違うステージに繋がっていそうなステージでは探してみると良いだろう。
横スクロールアクションのステージだけでなく、ボス戦のステージもある。基本的には獲得した能力を上手く使って弱点を攻めるものだ。突飛なものはなく、攻撃の仕方もボス戦直前にチュートリアルがあるので、それがチュートリアルだということに気付ければ、それほど悩むことはないだろう。その代わりに、敵の攻撃はなかなか激しめ。ダメージに応じて勢いも増していくので、手に汗握る戦いが楽しめる。
ストーリーはあるシステムが「グリッチ」(要はバグ)に犯されてしまったので、Super Cable Boy君が修正のために頑張るという話だ。なぜシステム内に携帯ゲーム機が入ってるのかとか、なぜ携帯ゲーム機がバグ修正に奔走するのかとか、なぜ収集物がおにぎりなのかとか、色々と不思議な部分はあるけれど、まあたいした問題ではない。よく分からなくても、最後まで進んで、バグを修正出来ればそれでいいと思いませんか?
実際基本的にストーリーが語られるのはストーリー用ステージだけなので、攻略が必要なステージはアクションに集中出来る。一部ステージはBoy君が喋ることもあるけど、基本的には悪態とか叫びとかだからあまり気にしないでいい。
1つのゲームで4種類のアクションが楽しめる、お得なゲームだ。
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