ジャンル | アクション |
開発元 | Terry Cavanagh |
プレイプラットフォーム | Steam |
プレイ時間 | 2.3時間 |
こんなゲーム | 一風変わった高難度プラットフォーマーを |
VVVVVVは、はぐれた仲間と合流するため、トゲなどを酒ながら進んでいく、いわゆるプラットフォーマーとされるゲームだ。まあマリオみたいなものといえばそうだけれど、このゲームにはジャンプがないという大きな違いがある。その代わりにあるのが、重力変更だ。
このゲームでできるのは、下向きの重力を上向きにすることと、その反対だけ。重力を切り替えたタイミングで体が宙にうくので、その隙にトゲを避けて進んだりするというわけだ。それなら重力を変え続けて浮けばいいと思うかもしれないが、残念ながら重力変更は基本的に設置している時にしか行えない。
他にギミックとして存在しているのは、強制スクロールと、移動する敵と、触れると重力が変化する線だけの単純なものだけだけれど、それだけの中でもなかなか飽きが来ないようなステージ構成になっている。ボリュームもそれほど大きくはないけれど、値段相応というところだろう。
このゲームを語る上で外せないのが、なんといっても難易度だろう。重力変化によって進むということを考えると、床と天井がどちらもトゲでないような場所が多くあることが期待されるが、実際そういうのが多いのは最初くらいなもので、あとは敵が居るか移動しながら重力を変化させる必要があるか、という形だった。2時間弱のプレイ時間で、700回以上も死んでいるのだから、なんともいえないものだ。1分あたり6回以上は死んでいることになるらしい。やばいね。
そうは言っても、やはり高難度だからこそ突破できた時には震えるほど嬉しい気持ちになったりもする。当たり前ながらリトライ性が高いからサクサク死んでサクサクやり直せるのもよい。残念ながら収集要素は全てを取ることはできなかったけれど、それもまた一風変わった挑戦になっていてよかった。
シンプルながらも歯ごたえのかなりあるゲームで楽しくプレイできた。
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